トランプ大統領とともに来日中のメラニア夫人。天皇皇后両陛下との会見での足組みが失礼でマナー違反と批判の声が多いようです。足を組むことに対する日本と欧米の違いとは?メラニア夫人の足組みは失礼でマナー違反なのか?日本と欧米、イギリスのマナーの違いを調査!
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メラニア夫人が会見で足組み
現在来日中のアメリカのトランプ大統領とメラニア夫人。
相撲観戦や居酒屋風の高級店での食事など、おもてなしが話題になっていますね。
そんな中、5月27日に天皇皇后両陛下との会見がありました。
しかし、その会見の場でメラニア夫人が「足組み」をしていたことが、物議を醸しているようです。
問題となっているのがこちら。
“郷に入っては郷に従え” “When in Rome” 的なのは無いようで#メラニア #トランプ #足組み pic.twitter.com/K7RmTHOR96
— DJ HIROSHI™️ (@atomicdogg64) 2019年5月27日
皇后さまと和やかに話されているようですが、その穏やかな雰囲気とは裏腹に、このシーンを見た人たちからは「不敬だ」と批判の声が多く挙がっています。
メラニア夫人の足組みに失礼・マナー違反の声
メラニア夫人の足組みに、
・足組んでるなんて、舐められてる
・天皇皇后両陛下に対し失礼すぎる
・不敬な印象で不快
・いくらモデルだったからってこれはない
など良くない印象が広がってしまっています。
確かに、写真をみた瞬間、自分もギョッとしてしまいました。
しかし、国が違えばマナーも違うもの。
アメリカ人にとっては「足組み」は失礼なことではないようです。
日本人にとっての足組みとは?
日本人にとって、こういった公の場での足組みは、相手に対して大変失礼にあたります。
もし、相手が足を組んでいたら、何だか見下されているようにも感じてしまいますよね。
周りからも品がない人と見られてしまいます。
日本は畳に座る文化があるので、「正座」が礼儀正しいものとされています。
畳ではなく椅子に座るときは、足を組んだり開いたりせず、揃えるのが基本です。
揃えることで、足が長く綺麗にも見えますね。
欧米人にとっての足組みとは?
欧米人は畳に座る文化はありません。
椅子に座ることが基本で、むしろ足を綺麗に組むことこそが正しいマナーなんだそう。
なので、欧米人にとっての「足組み」は、失礼・マナー違反どころか、とてもフォーマルなもの。
さらに、リラックスしていて、相手への好意を示すという意味もあるそうです。
日本とは全く逆のイメージだったんですね。
天皇皇后両陛下は、このマナーについても熟知されていらっしゃるので、気にされてはいないといった報道がありますね。
海外では足組みはよく見かけるもの
確かに、歴代のアメリカ大統領も会談の場で普通に足を組んでいます。
中国はオバマ大統領が習近平主席の前で足組みしたときも「無礼」と非難したのか?
— kululucurry (@kululucurry) 2018年4月17日
安倍首相、中国の外相との会談で足を組む 「無礼」と指摘する声 #ldnews https://t.co/mrIhQeRplS pic.twitter.com/tBovPrJEP0
こういったフォーマルな場でもよく見かける光景ですよね。
相手に対して「心を開いている」というアピールでもあるわけですね。
欧米人にとって足組みは心を開いているアピール
アメリカでは、いつどこで襲われるか分からないからこそ、常に周囲への警戒はかかせません。
それこそ、電車の中でのんびり居眠りなんて絶対にできませんよね。
アメリカ・ニューヨーク市では地下鉄内で“眠ること”“うとうとすること”を禁止しています。
— ヤンキー女と法律おとこ公式 (@yankeeandlaw) 2018年10月22日
これは居眠り中に窃盗などの犯罪に会う危険性やその犯罪を誘発することから禁止されているようです。
他にも変わった法律があるかもしれません。是非調べてみてください♪ pic.twitter.com/7PTFmPK44V
相手を警戒することが基本なので、相手と仲良くなりたい、オープンに話したいという場合、それをアピールするために足組みをすることも多いようです。
足組みをしている場合、もし何かあったときに、すぐに立ち上がることはできませんよね。
足を解いてから立ち上がる必要があります。
あえてすぐに行動できない姿勢を取ることで、相手に気を許していること、フランクに接したいという意思を示しているんだとか。
郷に入っては郷に従え?
今回のメラニア夫人の足組み、文化の違いによる誤解だったということですね。
欧米人にとっては、心を開いている証であり、好意を示していたわけですが、日本人から見たら失礼に見えてしまうものでした。
よく、海外旅行などで、日本で当たり前にしていることが、相手の国の人には失礼な行為にあたり、思わぬトラブルになってしまうこともあります。
郷に入っては郷に従えという言葉もありますが、相手に自分の文化を理解してもらうか、相手の文化に合わせるかは難しいところだと思います。
しかし、今回トランプ大統領とともに来日し、日本中から注目が集まっている中、誤解とはいえ、日本人からの評価を落としてしまうような行動は、夫人にとって損になってしまうのではないかとも思いました。
国によるマナーの違いって本当に難しいですね。
海外旅行に行くときは、最低限のマナーは理解しなければと改めて感じました。
イギリス王室でも足組みが問題に
足組みといえば、イギリス王室のメーガン妃も話題になっていましたね。
エリザベス女王との同席の場での足組みが物議を醸しました。
あ、ちなみに日本と同じく足組は下品!な価値観なのがイギリス王室
— みずのみこ (@bluemoonstone17) 2019年5月27日
メーガンはこれで批判された pic.twitter.com/CAyOT4CIJ3
イギリスでは日本と同じく、膝からの足組みは良くないとされ、この姿勢を見て批判が殺到してしまったようです。
足を揃えるか、もしくは足首のみ組むのがイギリス王室流のお作法なんだとか。
足首のみ組むのも、日本人にとってはあまり良くない感じがしますが、イギリスではこれはOKなんですね。
これも国による違いですね。
メラニア夫人の足組みは失礼でマナー違反?日本と欧米の違いを調査!まとめ
引用元:https://forbesjapan.com/articles/detail/14965
メラニア夫人の足組み、最初に見た時はビックリしましたが、国によるマナーの違いだったんですね。
アメリカのマナーを知り納得する部分もありましたが、今回は日本に来ているという点で、日本のマナーに寄り添ってもらえれば、批判を受けることも無かったのになとも思います。
何はともあれ、会見が始終穏やかだったのは良かったですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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