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甘く優しい香りにほのかな酸味を感じる香り
カモミールティーとしてもお馴染み
カモミールは、化粧品にもよく使われていますし、ハーブティーとしても有名ですよね。
優しく穏やかで、甘味とほのかな酸味のある香りは、心をやさしい気持ちにしてくれます。「りんごのような香り」と表現されることもあります。
カモミールの花は、可憐で可愛いらしいイメージの中に、野生のたくましさ、芯の通った強さのようなイメージもありますが、そのイメージが香りにもよく現れています。
「逆境に負けない強さ」という花言葉もまさにイメージにピッタリですよね。
カモミール・ローマンの歴史
カモミールの語源は、ギリシャで「大地のりんご」を意味する「カマイメロン」と言われています。
その歴史は古く、古代エジプトでは太陽神ラーに捧げる植物としても使われていたそうです。
心への影響
心を鎮めて落ち着かせ、安心させてくれる香りです。
突然のショックや悲しみなど、大きな精神的ダメージを受けたときに、心を落ち着かせて、安定へと導いてくれます。
中枢神経を鎮静する作用があるため、興奮状態になっているときや、極度な不安状態など、気持ちが極端になっているときに、外からの刺激をいったん遮断することで、気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。
過剰なストレス状態のときに、気持ちをクールダウンさせるために、サイプレスやラベンダーなどと合わせて使うのもおすすめです。
PMS(月経前緊張症)や更年期などで、気持ちが不安定なときにも有効です。優しく気持ちを安定へと導いてくれますよ。
身体への影響
痛みを鎮静させ、炎症を抑えてくれる作用に優れているので、植物油で希釈して、痛みや痙攣、炎症などの箇所に塗布して利用することができます。
また、消化不良や胃腸の不調などには、レモンやオレンジ、スイートマジョラムなどとブレンドして、優しくお腹をマッサージしながら、塗布するとよいですよ。
胃腸の調子が悪いときは、マッサージに加えて、ハーブティーである、カモミールティーを一緒に飲むのもオススメです。
肌への影響
炎症を抑えてくれる作用があるため、アレルギー性の皮膚炎や、かゆみの緩和に役立ちます。
敏感肌の方をはじめ、あらゆる肌質に使用することができます。
ラベンダーと合わせて使うのもおすすめですよ。
日常のスキンケアとして、取り入れると、リラックスしながら優しく肌をケアすることができます。
子供から高齢者の方まで、安心して使える精油です。
優しく穏やかな香りで、落ち込んだ気持ちをケアしてくれます
ラベンダー同様、カモミールも化粧品などの成分でよく利用されています。
お花が原料ではありますが、ローズやジャスミンのような、強くてくっきりとした香りではなく、少し控えめで優しいイメージのある香りで、女性に人気のある香りです。
落ち込んだ時に、そっと寄り添って元気づけてくれるような香りなので、セルフケア用として利用するといいですね。
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